ABOUT“Kinari”について
Kinariのお弁当は、全国各地にある就労支援事業所でつくられています。
障がいを持つ方々が土づくりから始めて野菜を育て、丁寧に調理をしています。
Kinariの由来は、漂白や染色がされていない天然繊維を意味する「生成り」です。
障がいがあるなし関わらず、誰もがありのままがいい。
食材も、余計な手を加えず自然のままがいい。
そんな想いが込められています。
お弁当の収益は全額、障がい者スタッフの工賃として支払っておりますが、慈善事業ではありません。
誰も損をせず、誰もが幸せになる仕組みを築き上げている途中です。
私は、“訪問看護事業"の代表も務め、全国で『あいず訪問看護ステーション』という在宅サービスを展開・提供しております。
大好きな祖父母が施設の大部屋に寝かせられる姿を見て、在宅医療の必要性を感じたのがきっかけです。
利用者さんのご自宅を訪問する中で、精神疾患のある方が社会から取り残されている現実が見えてきました。
行き場がなく入退院を繰り返したり、働く場がなく生活保護を受けると、ずっと大切にしてきた資産を手放さなければならないなど……。
こうした問題を解決するために障がい者向け就労継続支援B型事業所エンポートを立ち上げました。
その一環として、農作業とお弁当づくりを行っています。
下請けではなく自社の事業のため、工賃は全国平均の4倍以上です。(2021年5月末日時点)
もちろん、仕事に慣れてくれば正社員雇用の道も用意してあります。
就労支援事業所では生活保護を受けている方も働いておりますが、工賃の分は生活保護費から削減されます。
つまり高い工賃を得られれば、税金の負担が減るのです。
少子高齢社会では、若い世代への負担が大きな問題です。
このまま手をこまねいているわけにはいきません。
だから当社では障がい者の就労支援を行い、税金が本当に必要なところに使われる社会に変えたいと考えています。
障がい者はやりがいを持って働いて自立に近づき、
お弁当を食べる人はおいしさを楽しみながら健康になり、
国は税金を有効に使い、国民が安全で豊かな生活を享受できる。
誰も犠牲にならず、みんなが幸せになる。
こんな壮大なプランが、Kinariのお弁当には込められています。
口にはこぶとき、こんなことをふと思い出してもらえたら幸いです。
グラン・ファーム株式会社
代表取締役 西晃一郎
オフィスへの配食を行っております。
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受付時間9:00~17:30 月曜~金曜(土日・祝は定休日)
対応地域:早岐 / 佐世保中心部 / 相浦 / 佐々 / 江迎 / 松浦